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環境にやさしい製品

植物由来プラスチック「バイオレフィン」

我々を取り巻く生活環境

 包装材の多くは石油資源から得られるプラスチックを使用しています。石油由来プラスチックは、加工性、物性、コストに優れており、その使用料はますます増加しています。
 その反面、石油資源の枯渇化、破棄後のゴミ問題、焼却時の二酸化炭素排出による地球温暖化など、様々な環境への影響が問題となっています。
バイオレフィン

バイオマス・プラスチック

 バイオマス(植物)資源から製造されるバイオマス・プラスチックは、再生可能な資源から生産できるプラスチックとして注目されています。
 また、焼却時に発生する二酸化炭素は、もともとは植物等が大気中から吸収したものなので、新たに二酸化炭素を増加させません(カーボンニュートラル)。そのため、バイオマス・プラスチックは環境に優しい素材と言えます。
 しかし、現在のところコストや物性でユーザーを満足させる製品は少なく、身のまわりで見られるバイオマス・プラスチック製品はごくわずかです。
バイオレフィン

バイオレフィンのコンセプト

 そこで、「バイオマス・プラスチックを使用した製品でもコスト、物性は汎用樹脂並み」をコンセプトに開発した「バイオレフィン30S」「バイオレフィン10A」をご紹介します。
 「バイオレフィン30S」は、バイオマス・プラスチックであるポリ乳酸を30%、「バイオレフィン10A」はポリ乳酸を10%含むため、その分の化石資源が節約でき、二酸化炭素排出量も削減することが出来ます。
 また、コスト、物性も汎用樹脂と大きな差はなく、現在使用している汎用樹脂製品と同様に使用できます。
(注意)バイオレフィンは汎用樹脂を含むため、完全な物質循環型製品ではありません。(生分解性はありません)

バイオレフィン30S の特長

  • 化石資源を節約します。
  • 植物由来プラスチック「ポリ乳酸」を30%使用しています。

バイオレフィン30S

  • 価格面も考慮し使いやすくしています。
  • 耐熱性はPLA容器より約10℃向上します。
耐熱性
[℃]
PS バイオレフィン30S PLA
80 65 55
株式会社サークルKサンクス様が採用しているバイオレフィン30Sの寿司容器
  • HIPS素材に近い物性を示します。
  • 安全な素材を使用しています。

バイオレフィン10A の特長

バイオレフィン10Aのエコアームバッグロハス(S)
  • 化石資源を節約します。
  • 植物由来プラスチック「ポリ乳酸」を10%使用しています。

※今後の開発により、ポリ乳酸使用量の増加を目指していきます。


バイオレフィン10A

  • 価格面も考慮し使いやすくしています。
  • 汎用樹脂に近い物性を示します。
タイプ バイオレフィン10A 弊社LDPE規格袋
サイズ 0.05×300×450 0.05×300×450
引張強力[N/cm] MD 16.0 20.4
TD 15.3 16.1
引張強度[MPa] MD 31.4 39.8
TD 31.1 32.4
引張伸度[%] MD 410 695
TD 730 985
引裂強さ[mN] MD 858 349
TD 11515 9261
引裂強度[N/cm] MD 179 70
TD 2403 1852
フィルムインパクト強度[J/mm] 25.2 14.1
フィルムインパクト[J] 1.21 0.71
底シール強力[N/15mm] 16.1 14.7
底シール伸度[%] 206 489

測定値であり保証値ではありません

バイオマスマーク

  • バイオマスマークを取得しています。
    バイオマスマークは、植物由来プラスチック等のバイオマスを利用している製品に与えられるマークです。
  • 安全な素材を使用しています。
    原材料はすべてポリオレフィン等衛生協議会のPL(ポジティブリスト)に登録されているものを使用しています。

 

すっきり君"すっきりはち丸"

すっきりはち丸

 この商品は、各家庭の生活排水をキレイにする台所の三角コーナー用と排水口用の水切りゴミ袋で、素材はリサイクル率80%まで高めた再生ペット樹脂繊維によって作られています。
 また、水切りゴミ袋としての基本機能である小さなゴミをキャッチしつつ水の切れ具合を向上させるための小さな針穴加工も施しています。
 商品開発コンセプトは”限られた資源の有効活用と生活排水の浄化”です。

ゼオダスターGL

ゼオダスターGL  ゼオライト成分をポリエチレン樹脂にブレンドしたゴミ袋です。生活ゴミを焼却する際に排出される有害な排ガスを吸着・固定し、拡散を防止する機能を兼ね備えています。

生分解性プラスチック“エコレックス” “バイオプラ”

バイオプラの分解の流れ 生分解性プラスチックとは、通常のプラスチック製品と同じように使えて、しかも使用後は自然界の微生物や分解酵素によって水と炭酸ガスに分解され“自然に還る”プラスチックのことをいいます。
 このため廃棄物の処理の際に地中への埋め立てが可能で、また焼却しても発熱量が低く、ダイオキシン等の有害物質が放出されることもありません。
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