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PERSON

総務の「総」は会社のぜんぶ。
みんなの悩みを
包み込める人でありたい。

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合田 恵

総務部

総務部に配属後、本社オフィスの受付を中心に数々の業務を経験。3年目に抜擢されたBCP(事業継続計画)本部では、メイン担当として災害時の安否確認システムの導入に貢献。「総務以外の配属は考えられない」というほど総務への愛は熱く、日々の業務に誇りとやりがいを持って、快適な職場づくりに取り組んでいる。本人曰く、頼られて伸びるタイプ。新しい物好きな性格で、カフェや気になるスポットを開拓することが週末の楽しみ。

もうあの会議には出たくありません!

入社3年目の春。大会議室でプレゼンする私の前には、会社の上役がずらり。「この問題が解決できていないよ」「ここのポイントを深掘りしてみたら?」。必死に練りこんできたBCP対策には、今回もまた鋭いご指摘の数々…。もう会議に出たくない!なかなか思うように進まない状況に、当時の私は、完全に自信をなくしていました。“BCP”とは、災害や会社の緊急事態に備えて、事業継続や早期復旧を計画するプロジェクトのこと。私はその計画において、緊急時に社員の安否を確認する新システム担当に抜擢されていたんです。こんな重要な仕事、若手に任せます?(笑)会社全体の存続に関わる責任。慣れない上役とのやりとり。毎日プレッシャーに押しつぶされそうでした。

憧れの先輩も、必死だった。

そんな時、そっと寄り添ってくれた先輩がいたんです。「私も全然できなかった。今だって必死だよ」。完璧に仕事をこなし、後輩の面倒見もいいスーパーウーマン。少なくとも私の目にはそう映っていた先輩の意外な本音。その言葉に、すーっと肩の荷がおりたのを覚えています。よく考えてみれば、部長や役員だって会社をよくしたい一心でアドバイスしてくれている。先輩たちだって私の成長を思って何度もブラッシュアップに付き合ってくれる。みんなのひたむきな姿を見たら、へこたれてなんていられませんでした。関わるメンバーの声をカタチにしていくことが私の役割。そう考えられるようになってから、少しずつプロジェクトはいい方向に進み出した気がします。それから1年後。新システムの導入はなんとか完了。いつか会社の危機を救う基盤をつくり切ったという経験と、あの先輩の一言が、自分にとって大きな自信になっています。

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総務の「できる」は、会社の「快適」。

総務って「総」という字がつくだけあって、会社に関わる様々な相談事が、すべての部署から集まってくるんです。備品の管理、保険や海外赴任にむけたビザの手配。ある時は、社員が安全に通行できるよう工場裏に門を設置したことも。どの部署に相談すればいいかわからない、誰にお願いしたらいいかわからない。そんな時に、お客様や社員のみなさんが“声をかけたくなる存在”であること。そして、それぞれの部署や異なる立場の意見をたばねて最適な答えを模索していくことが、総務のあるべき姿だと思うんですよね。だから、日頃からたくさんの人に寄り添っていたい。多くのことを経験することで自分ができることを増やしていきたい。そう思えるようになったのは間違いなくBCPの仕事を経験できたからです。学生時代、私は新入生の新生活をサポートする学生アドバイザーをやっていました。思えばあの頃から、「誰かに頼りにされることや、人の役に立つこと」が、自分にとっての一番の喜びだったのかもしれません。だから総務という仕事が大好きだし、毎日やりがいを持って働くことができています。私には袋をつくったり、売ったりすることはできません。けれど、現場で活躍する人たちの支えになれる。総務の「できる」が増えれば、福助工業はもっと快適に働ける会社に近づくんです。痒いところに手が届くオールラウンダーを目指して、これからも一つひとつの声に心を込めて対応していきます。

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PERSON

福助工業のひと

まったく同じ社員がいないように、福助工業での働き方は人それぞれです。福助工業で働くとはどういうことなのか。社員たちの目線から感じてみてください。