グリーンコープは共同購入商品用仕分け袋のリサイクル(袋 to 袋リサイクル)を始めます。
導入事例
グリーンコープでは共同購入商品をお届けする際、組合員個人毎に仕分けしてお届けしています。このために使用する高密度ポリエチレン製仕分け袋は年間約3,700万枚、重量にして340tあります。
組合員から「仕分け袋のリサイクルをして欲しい」という要望をいただいており、リサイクルの方法を研究していましたが、この度愛媛県にある福助工業とタイアップして、回収された仕分け袋を再生できる仕組みが完成しました。
仕分け袋を仕分け袋に再生する・・・「袋to袋リサイクル」です。
「袋to袋リサイクル」のためには、回収された仕分け袋に他製品(低密度ポリエチレンやポリプロピレンなど)や異物が混入していないことが前提になります。
仕分け袋は使用するプラスチックの総量を抑えるため極力薄く仕上げています。そのため異物はもとより、他の材質の仕分け袋が混入していると不純物となり、リサイクルした時に強度の低下や破損の原因になってしまいます。印刷インクも同様です。
そのため、仕分け袋を提出してくださる組合員の協力が欠かせません。
そこで添付のようなチラシを作ってリサイクルのためのルールをお願いすることにしました。
ご協力いただく組合員には手間がかかりますが、グリーンコープでは「びんリユース」「たまご容器(モウルドパック)」「トレーtoトレー」「びん牛乳リサイクル」などに取り組んできた実績をもとに、環境への取り組みをもう一段広げることにしました。
出典:グリーンコープ連合ホームページ Green Now News 2010年6月21日付