オリジナリティあふれる技術力で多彩なニーズに応えます。
高付加価値&充実のラインナップ
産業用資材・流通資材からゴミ袋まで、さまざまな用途で活躍するポリエチレンフィルムは、暮らしになくてはならない存在です。本当に喜ばれるものを、必要とされている商品をターゲットに、オリジナリティあふれる技術力で、市場の可能性を大きく切り開きます。
独自の機能製品を開発
スルーレックス
ポリエチレンを主原料に、福助のブレンド技術と製膜技術を生かして開発された無孔タイプの高ガス透過性フィルムです。カット野菜の鮮度を長く保持することを目的に開発され、衛生的で強度にすぐれ、低コストを実現した製品です。
凹キューブ
「バリア性や耐ボイル性は不要だから、もっと安くて機械適正の良い包材が欲しい」そんなユーザーの声をもとに、福助独自のフィルム設計と加工技術により開発。すぐれた自動充填適正、抜群のシール性や突き刺し強度などを兼ね備えた製品です。
エコレックス
生分解性プラスチックを使用した規格袋で、A・B・Cの3タイプがあります。全て完全生分解性のため、土中で微生物や酵素の働きにより、最終的に水と炭酸ガスに分解されます。この製品は「グリーンプラマーク」を取得しております。
国内・海外工場の両輪で
国内と海外に生産拠点を持つ強みを生かし、製品の高品質と安定供給を図っています。コストパフォーマンスが求められる汎用タイプは海外で生産を行い、環境対応製品や、デザイン性の高い商品群は、国内で生産しています。
ポリエチレン袋の生産工程
原料からポリエチレンフィルム(原反)を製造する「インフレーション工程」を経て、シーリングとカッティングを行う「製袋工程」へ。この間、エンボス加工やインライン印刷などの加工を施すことも可能です。この「マシンの性能を120%引き出す」生産加工技術が、福助工業の大きな強みと言えます。
原料
原料となるポリエチレンは米粒大の大きさ。商品の特性に合わせ、レジ袋のような伸長性の少ない製品には高密度、ファッションバッグのような光沢が求められる製品には低密度といった具合に原料を選択します。
インフレーション工程
融解してガム状になった原料を環状にして押し出し、高気圧の空気を送り込んで膨張させ筒状の薄膜をつくる「インフレーションフィルム製造装置」。逆流する滝のように、フィルムが自動生産されていきます。
印刷・巻き取り
インフレーションフィルム製造装置と連動したインライン印刷装置は、最大4色まで印刷が可能(5色以上の多色刷りはオフライン印刷装置を使用します)。この工程後に巻き上げられたフィルムが、「原反」になります。
製袋工程
多彩な形状に対応し、原反にシーリングとカッティングの加工を施す「製袋機」。バリエーションで取っ手になる部分の型抜きやループの取り付けなども自動で行い、出来上がった製品の外装袋への袋詰めまでを一貫して行います。
梱包
外装袋に袋詰めされた製品を段ボールケースへ箱詰め、封函。さらにパレットに積み込むまでを自動化ラインで行います。