新しい分野の先駆けとして
フィルム・テクノロジーを究めます。
ラミネートのスペシャリストとして
ラミネート加工とは、複数の機能フィルムを貼り合わすことで多機能化を実現できる複合技術であり、食品や医療用のパッケージとして幅広く利用されています。
「より安全に、より衛生的に」品質管理体制の充実を図り、「安心を買っていただけるメーカーでありたい」をスローガンに、向上を目指し努力しています。
最新設備導入により生産量が大幅にアップ
いち早いラミネート専用工場の設立により、需要は年々拡大し、2002年に第ニ工場を建設、大幅な増産を開始しました。品質を第一に考えた工場内は、原料や副資材にいたるまで、すべてエアシャワーを通って搬入されるシステムを導入し、防虫・異物対策も万全。軟包装衛生協議会の認定工場に指定されるなど、品質には絶対の自信を持っています。
ラミネートの生産工程
専用工場は「より安全で、より衛生的な工場」を目標に品質管理体制を充実させ、品質を重視した一貫体制を整えています。
搬入
フィルム(原料)や副資材は自動的にエアシャワーを通過し、異物を排除して工場内へ搬入します。
印刷
広範囲のユーザーニーズにきめ細かく対応するため、最新鋭のグラビア印刷機を導入。コンピュータによる精緻な色合わせを行うと同時に、各種の検査装置が稼働し、最高レベルの印刷精度を実現しています。
押出しラミネート
フィルムとフィルムの間にポリエチレンなどの樹脂を流し込んで貼り合わせるのが「押出しラミネート」。液体スープなどの高速充填包装やピンホールの低減に適しています。タンデムラミネート機の導入で、用途対応がさらに広がりました。
ドライラミネート
フィルムに接着剤を塗布して貼り合わせるのが「ドライラミネート」。接着剤の種類と塗布量を変えることによって、広範な用途に対応できます。
エージング
ラミネートが終了したロール(原反)は、自動搬送車(AGV)でエージング倉庫に入庫。温度管理された自動倉庫の中で、確実な時間・ロット管理を行います。
欠陥検査
3台の高性能CCDカメラが搭載された欠点検査機によって、ミクロンサイズの微細な印刷・ラミネート不良や異物を検出します。
製袋工程
三方シール袋・合掌貼袋・チャック袋・スタンド袋・角底袋など多種多様な形態のパッケージが加工できます。
製品評価
温度23℃・湿度50%に保たれた恒温恒湿室を備えた製品評価室を設置。DSC(示差操作熱量計)や偏光顕微鏡、テンシロン(引っ張り強度測定器)などの最新測定器を用いて、仕上がった製品の品質チェックを行います。また、素材分析やトラブル調査にも対応します。